住生活空間の省エネルギー化は、断熱気密性、遮音性等の向上の寄与し、居住者に以下のような健康維持増進効果をもたらすと期待されています。
・高血圧や脳卒中を始めとする循環器系疾患の予防および重症化防止
・喘息等の呼吸器疾患の予防および重症化防止
・体調の維持増進や活動性の向上による欠勤の減少および主観的健康の向上
・うつ病等の精神的な健康面の向上
・その他健康向上効果
「スマートウェルネス住宅等推進事業」とは、こうした住環境の改善がもたらす健康増進効果について、短期的・長期的の両側面の展望をもって、研究を実施していくものです。
住まい手の方が、リフォーム前と、断熱リフォーム後、どのような健康状態の変化が現れるかのエビデンス(根拠)、大学・医師・建築住宅関係者が協働して調査事業に取り組む。
健康調査にご協力いただいた方の調査データ集計や照査結果の報告、管理、分析を行う分野。
担当:一般社団法人 日本サステナブル建築協会
普及活動の一環として行われるシンポジウム(趣旨説明会)等への補助や支援を行う事業
運営:一般社団法人 健康・省エネ住宅を推進する国民会議 / ながさき健康・省エネ住宅推進協議会
各県に地域協議会(運営拠点)を置き、事務局は採択を受けた会社が行っている。
調査事業に協力いただくことを条件として、そのリフォーム工事にモデル補助をする。
*上限100万円・補助対象工事費1月2日まで
*バリアフリー併用は上限120万円
担当:ながさき健康・省エネ住宅推進協議会